代表の浜田さんは、「実感地で言うと、日本は食に関する物価がニューヨークやロンドンの3分の1以下。ホテルと同じように3倍ぐらいにならないと、業界全体がサステイナブルにならない。安くて良いものを作るのが日本人は上手いかもしれないが、どこかで誰かが犠牲になっているのを忘れてはいけない」と語ります。

いや本当にそう。日本人が北欧やアメリカに旅すると口を揃えてみんな「飯が高い!!」って言うじゃないですか。日本が安すぎるんですよ。平均所得が違うので東南アジアの安さとかは置いといて

日本の飲食は、全世界の食事が集まる世界一の市場と言われるくらい、豊かです。なのにランチ1000円が高いとか、

新宿渋谷などの一等地でも、ランチ500円のカレーって、、、いくら集客商品でもデフレすぎる。

乃木坂とかでもあるよね。おかしすぎる。。。

実日本でチェーンとして拡大するファストフード店「吉野家」や「はなまるうどん」なんかは海外では100円程度高かったりしますよね。

世界基準に合わせるってのは、単価も合わせないと変なことになります。単純に人件費が削減されていくので、商品の作り手が消耗すると言う負のスパイラル。元も子もないよね。

コンビニ弁当が50パーオフで298円で売られていたり、豚丼が300円で味噌汁まで付いてきたり、自炊をする人も余計減っていきます。

日本は核家族が減っているので尚更。シェアハウスなどの拡張家族論が、もう少し普遍的になれば良いのだけれど、、、それは数十年の先の話。

飲食経営が10年続くのは3%などと、ものすごく難易度が高いと信用の低い相場の日本だが、オリンピックを契機にそれをチャンスに変える起業家が増えてくれたら嬉しいね。

豚の切れ端をかき集めて作る格安のハンバーグなんかじゃなくて、お金を取れるだけ取れちゃうような、美味しくてお洒落な飲食店が増えることを願います。

ラーメン二郎、安すぎるからね。