大人になるということに”決まり”はありません。けれど子供のままでいると
なんだかばかにされた気がします

まるで
子供のままではダメだよって、
言われてるみたいです

20才の僕らは、そんな雰囲気じゃなかったのに、気がつくと
まわりもみーんなそうゆう雰囲気をつくっていて

「「もう私たちも大人なんだからね。」」

気づけば自分まで
そ〜いうことをしてるかもしれません

──あの日あの時は、こんな日々が永遠に続くと思っていたよね

“” 学生時代に後悔はない ””
なんども強く思ってきた。それなのに、
ぽっかり空いた「心」を見つけてきやがった
ふざけやがって

こんな才能、
自分になければ

こんな気持ち、
忘れてしまえたのに。

少年のように海や公園ではしゃぎたい
もう戻ってこないあの日あの頃の青春
夏休みダラっとした日常、セミの鳴き声
午後5時のチャイム、8時25分の登校
高校生のうちに彼氏彼女をつくって
ママチャリでニケツして、制服ディズニーして

雪が降ったらみんなで雪合戦
台風の日は、危ないけど川を覗きに
汗だくになって地元をチャリで爆走
氷ぎゅうぎゅうに詰まったポカリスエット水筒のおと

アメリカザリガニ探して
道路に咲くお花の蜜を吸って
席替えで地味にドキドキした
よくわからずSNSで繋がった異性の友だち

なんでもない日に空をながめた
なんでもない日にコンビニでグダグダした
ただ、ゲームセンターやイオンを徘徊
意味もなく毎日集まった

“ お疲れ。お前今日放課後何してんの 暇なら遊ぼうぜ
明日の宿題、答え写させてくんね?

“ねえやばくない?
◯◯ちゃん、◯◯くんと付き合ったらしいよ

“今年の夏で、3年生は最後の大会になります
明日の卒業式を終えたら、
皆さんは立派な大人への一歩を踏み出します。”

こんな俺らが、大人になれるわけねえだろ
そもそもそんな未来、
本当に、くるわけねえだろ。

あの日の当たりまえは、気づけば
当たりまえじゃなくなっていた。

学校なんてメンドくせえ
青春なんてクサくて浅はかだ。
余裕ぶっこいて毎日を終わらせた
日常が青春なのを知らずに。

卒業後、それぞれの道にすすんだ。
べつになにが変わるわけじゃない。いったい
『何』から『卒業』するんだ?
卒業したって、心は変わらない
あのときは本気で思ってた。

就職して結婚したってラインがきた
大学から疎遠になったやつが
サラリーマンになってた
髪の毛セットして
おしゃれキメてた友達は
黒髪スーツで来た。性格が
丸くなったとか言われてる

“明日朝早いから。車で来ちゃったから。
彼氏が家で待ってるから。
残業でいけなくてごめん。”

…なんのへんてつもない『日常』のようで
なにかがおかしい気がした。

高校を卒業したって、心は変わらない。
あのときは、本気で思ってた。
俺たちは一生子供だろって、

ナナメのポーズをしてたはずなのに。

おかしいな。いつからこうなった
気づいたら当たり前が居なかった。

自分なのに、自分じゃない
人生になりそうだった。どこかに大切なものを
落としてきたような、

忘れる手前で気づけたような
ギリギリアウト みたいな、

いつから
感じなくなってしまったんだろう

いつから
子供みたいなやつを

ばかにする『おとな』になっちまったんだろう

いつまでも
アホみたいに生きて
22すぎても夢みて
キラキラしてる友達みると
大人なんだからしっかりしろって
足を引っ張りたくなる

現実を見せたくなる
けれど、そんなとき

胸の奥がキュッと痛むのを、確かに感じてしまうんだ。

そんな人たちの心を1ミリ動かして、
だれもが”こころのどこか”にしまっている、

【目に見えない大切なモノ】
気づいてもらうためのプロジェクトです。

『いつでも高校生に戻れる社会をつくる』を活動指針とした
『ガチ文化祭』という企画を2018年から運営しています。

参加者を全員 ガチ文化祭実行委員会として
誰もが主役でつくる文化祭をコンセプトにしています。

知らない人とクラスメイトにします
ガチで企画を作ったほうがたのしいから大変です

ドタ参で好きなことやってもよし
ただ海を眺めたり、教室で酒を飲みつづけたり

1年かけて準備して、クラスメイトをツイッターで集めたり
クラス会に来る来ないや、仲間内で揉めたり、

突っぱねて参加するのをやめる子がいたり…
文化祭マジックがあったり…

実行委員ひとりひとりの
バックグラウンドがある高校生活
文化祭 青春 甘酸っぱい記憶を、
取り戻しながら、

過去と未来と今の【あいだ】を感じて、
これからをデザインしたい

『タイムマシーン』が死ぬまでにできるかどうか
そんなことは知りません。けども、

俺たちは自分なりの『タイムマシーン』に乗って、
あの頃のキラキラしていた記憶をアップデートして

過去を超えるように
新たな<文化祭前夜>を紡いでいこうと思います。


※ガチ文化祭は実行委員の友達だけを寄せ集めて開催しています。素性がわからない人
誰に聞いても分からない人は一切居ません。変なやつが紛れてたら、そいつは絶対に
『転校生』です。みんなで優しくしてあげましょう!

<ガチ文化祭企画>

自己実現のMinimum Viable Productを可視化する

ガチ文化祭の企画はいわゆる”インスタ映え”に散見する『コスプレとしてのアイデンティティの確立』ではなく、『過去と未来と今を昇華した自分自身への希望と迫力を表現』することに本当の楽しさがある。強いて言えば『インスタ映えを兼ね備えた自己理念の凄み』を自他ともに垣間みることに”開かれた思想感”があるのが良い。Minimum Viable Productとは、必要最低限の価値がある製品という、ビジネスにおけるスタートアップ哲学により説明が成された定義である。今すぐに自己実現をやり切る、などできなくとも、短期間で可視化する。余韻を感じる。切り取れる領域で価値提供を具現化する。それに挑戦する意義は大いにある。これらを、冒頭の文脈と共に実践可能にしたのがガチ文化祭における企画であり存在意義である

<ガチ文化祭クラス>

公共精神を体得し、帰属・協力意識を深化する

ガチ文化祭のクラスは、ランダム性を孕んで知り合った実行委員と、青春という不確実な概念を推進する大義のもとに数日間コミュニケーションを取らざるを得ないことに価値を見出している。学校生活の入学・進級に見られる『すでに決められたクラス』では半強制的かつランダム性の高い振り分けがされ、共生を求められる、学校行事は何らかの達成を課され、全く認識していない他人から毎時自己開示をする身内まで網羅的に関わる必要がある。ガチ文化祭ではこれを再現し、クラス企画実現の過程で生じる、準備における意見の相違、モチベーションの差による問題に対し、衝突や助け合いを通して、国や社会の問題を自分自身の問題として捉え行動する精神や、グループ、集団に対する一体感、協力関係を結ぶことの重要性を示唆する機能を高めることに重きを置いている。

#ガチ文化祭ってなんだろう

#ガチ文化祭2019

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#ガチ文化祭2022

#ガチ文化祭2023

過去開催学校・場所提供等 協力してくださった企業さま

本当にありがとうございます。ぼくたちはこれからも青春を表現しますので今後ともよろしくお願いいたします🙇‍♂️