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>>> 糸井:
ふつうの人は「チン毛かよ!」って
ツッコミで使うときの「チン毛」は、
あんまり使いたがらないことばなんです。
つまり、おもしろいと思っていても、
口にするときの抵抗が大きすぎる。
もしなにか言うなら「‥‥かよ!」になる。
そうなると、みんなは
「かよ、だけ言ってもなぁ」ってなるから、
結局なにも言わなくなるんです。

亮君:
あー、そうか、そうか。

糸井:
「チン毛」には、そういうところがある。

mother好きの著名人にたちによるプロレスの文字起こしがあって、懐古厨だからすげえ面白くて読んでたんだけど、まじで糸井さんのセンスすごいなあ・・・・

やってることは因数分解で、バトルフェイズの1つ1つを丁寧に解説してるだけなんだけど、もはやそれがライブペースで行われて、それを聴覚で振動を察知したとともに脳内でプレゼンの骨組みが処理されてから、あとはその場にある気配と語感でコンテンツを大量生産しているわけで、

エンタメ×問題解決はマジで面白くて、本気で見ても役に立つし、巫山戯てみても時間を潰せるし、サイコロの裏も表も6であって1だから4パターンに全体攻撃できる素敵な魔法ですよまじで

それにしても糸井さんみたいに自分の次作品を自分が作らずにやってみたいという発想が、当たり前のように出てくる客観視点はなかなかにコピーライターに必要なスキルだなあと感心しました