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>>> いまネットにかかわる大企業は、“面白いものを作ろう”という考えより、お金儲けがメインになっていると思うんです。
ネット上でビジネスをしていて有名な人といえば、孫さん、堀江さん、三木谷さんという名前が挙がりますが、彼らは株式市場にメッセージを出している人たちで、面白いものを作ったのかというクリエーター視点やユーザー視点で見ると、ない気がするんです。それはそれでいいことなんですが、僕はユーザー視点から“面白いもの”を作ったほうがいいんじゃないの? と考えました。
“面白いもの”といっても、ユーザー全員が面白がらなくてもいいんです。分かる人だけが分かれば十分。テレビは、20%の視聴率を取ろうとすると、2000万人以上が面白がってくれなければならない。でもネットだと、1000人が面白いと思うサービスを2000個用意すれば同じようなものだという気がします。
これは2007年の記事で、マジョリティが追いついてきた感
やっとこういう時事を誰しも存在している人類や経済の話として理解して字面がわかるようになってきた
もちろんそれでも歴史背景とか自分ごとへの視座とかは大して変わらないのだけど
今この時代になってやっと「多様性」という考え方を自分のキャリアに生かすときがきた
多様なライフスタイルが面積で通るようになってきたおかげで能力がない努力をしない体たらくなダメ人間たちでも一辺倒の人間関係でなく、相席屋に行く奴もいれば、友達がやってるからのノリで100万くらい体を売って稼ぐ人もいる
インターネットといえば、もはや日本に住んでいる自分というアカウント感覚よりも鈍く、インターネットの1元下のレイヤーであるこういうメディアにバラバラに生息して楽しく暮らし始めた
だからこそ、多様なコンテンツをまとめあげる高次元で暮らすキュレーターという存在に価値が高騰した
今度はそんなキュレーターが勝ち続けられるモデルを考える人が台頭していく
このような人種はロボットのように、ロマンがある能力だ
ただ、とても面白くて、圧倒的にロボットと違うのは、人は面白いと思うものに資源を集めていく特質があるということだ