オイミャコンに旅行する前、クラウドファンディングで資金を集めながら、「せっかくだし面白い人と出逢おう」と、旅のメンバーと一緒にたくさん調べ物をしたり、人に会ったりしてました
その時、知った「オイミャコンにチャリで挑戦して、断念した日本人学生」
まじかよ。クレイジーだな。勝てねえや。って思ったんですが
2ちゃんねるでは、すごいバッシング。
無謀すぎる。計画力がなさすぎる。ロシアに日本人が勝てるわけがない。やめておけ。京大のくせに頭弱いな。これだから京大は。人様の国に迷惑をかけるな。こういう学生に教育費をかけるのが間違い。
2ちゃんねるが言いたい放題なのは昔からですが、なんでもありに批判されていて、僕らはオイミャコンに計画を立てていたからこそ「世界にはすげえことを考える奴がいるんだな。」とワクワクしていましたし、こういう挑戦をしなきゃいけないなーと、しみじみ闘志を燃やしていました。
結果それなりにアクロバティックなオイミャコンの旅になったわけですが、クラファンを通じて出会ったある方がFacebookでこんなことを発信していました。
「昔、サハ共和国でチャリ漕いで失敗した人と、話せる機会をもらった」
ああ。あの時の。メッセージを送ると、確かに細かく話せる機会をもらったと。世間は狭いというか、やっぱり現代は、つながろうと思えば誰とでも繋がれるんだなあ。
そして発信づてに知ったこのサイト。結論から言うと、リベンジに成功したとのこと。
2年越しに計画し、断念したルートも変更し、大変であろう旅路を、見事、それも楽しそうにクリアーした報告のサイトがあるではありませんか。
超尊敬する。そしてみてみると、一面の雪景色なのは勿論、あのサハのなんでもない大地の河野ほとりには、ぽつんと家がいくつか立ち並んでいるとのこと。意外にトラックも走っていて、
あのサハの大地にも、すでに商業が巡っている。この事実にドキドキしました。
すげえ。。。まじですげえよ。。。。
世界の中の隠れマップをたくさん見つけたくて、毎日を生きてるけれど、結局すでに開拓された場所ってすごく多いし、実際、未開拓なところを最初に見つけることよりも、すでに開拓されていたり、開拓され始めている、そういう希望の影がいくつか見えるところ。
そんな場所に魅力を感じるものだなーと再認識。すげえたのしみ。
ちなみにこの京大サイクリング部は部員70名、1973年に創設された由緒ある団体のようでした。
これからも、こう言う場所を見つけては、巡っては発信して、この世界にはたくさんの隠れてる拠点があるということを伝えて行きたいな。
無料
schedule