>>>
>>> 研究者が企業に関わると「世の中に何が求められているか」がすごくよくわかる。これは研究者にとって、大きなメリットです。逆に、起業家が研究者の要素を持っていると、やりたいことが「どれくらい再現できるか、どれくらい新規性があるのか」などを技術的、科学的に分析しやすい。
研究者と起業家、両方をやることで科学的なイノベーションを起こせる新規性、再現性、寄与が実現しやすくなると私は考えています。
まず、基本的だけど研究者目線でないと、事業者やアーティストはわからないこの感覚、ありがとうございます。事業者目線で研究者と関わって創造的にやっていくことはそれなりの人たちが望んでいるライフスタイルというか交友関係の状態で、俺の場合は昔賢かったインテリのあいつと一緒に秘密基地つくろうぜ、世界変えようぜ、みたいなバンドのノリを一生できるエモさがそこにある
産学官連携みたいな言葉で置いちゃうのはすごく日本語としてもったいない
>>>
>>> 身体的かつ空間的な制約による機会や経験の不平等がない世の中になったらいいなと思っているんです。沖縄に住んでいたらスキーを楽しむ機会は少ないし、シベリアに住んでいたらビーチで泳ぐ機会はすごく少ない。「家から出られない」人もたくさんいます。
私も高齢になれば、外出できなくなるときも来るでしょう。だからこそ、みんながいろいろな経験を積める“平等”な世の中にしたいと思います。
この語感すごく好き。シベリアに住んでいたらビーチに行けない。沖縄に住んでいたらスキーを楽しめない。
多拠点やってるのも、結局これで、別に欲張りなんじゃなくて、みなトレンドには乗りたいはずだし、ボジョレーヌーボーは興味持つわけだし、隣の芝は青いから、そこに嫉妬なんてしててもしょうがないわけで、ないものねだりするよりも、さっさと四季を乗りこなしたり、航空券をチャラチャラしてる方が絶対に楽しい人生で、
ここに不安とか、課題感を持っている人がちゃんと意を唱えて、少しでも大衆の深層心理の観念の意識をブチ上げしていく必要があると思うわけです。
未来につなぐバトンのときには少しでもタネから芽が出ている状態になっていれば、すごく嬉しいことで、そういう長い目で見たところにみんなで挑戦していきたい。
写真はシベリアンハスキー