トマホークチャンネルで語っていた(?)某バンド活動の話。表に出た。これまでは隠していたらしい。理由は動画編集キャンプの顧客やYouTubeのファンで集客が成り立ってしまうのは違うからと

片石くんも上場してから自分の会社で自分が基軸のブランドをディレクションし始めたり、大学時代のバンド仲間と再集結してアーティストデビューしている。

構造的には、経営者は属人的ではなく仕組みで自分がいなくて良いように回し、アーティスト活動は自分の表現したいエッセンスをふんだんに抽出すること。要は本来の社会機能通りエリートなのだと思う。

実際に経歴としても両者ともにエリート。
自分が携わっている役割の中で所謂ハグレモノのようなやり方ではなく、本質的に捉えて活躍している感がある。もしもyutoriや動画編集キャンプで自分の色を出してブランドや店舗を装飾したりエゴを入れてたら顧客が価値を見出すのも社員やスタッフがついていくのも大変だ。逆に音楽活動に必ずバックエンドやマーケティング施策がついていたら、いい曲にするのも難しいしバンドメンバーとの解釈不一致が起きるだろう。

つまり、中途半端にやらず、本質的にフルコミットすることが重要ということだ。不良が結果を出すことや、逆境から優勝するような、ジャイアントキリングに憧れてしまうのは大衆心理として当然だと思う。なぜなら、勝者より弱者の人数のほうが多いからだ。

勝者になるために必要な方法は勝者の戦略を真似することである。経営と音楽を分離すること。これが重要。互いに寄与するナレッジはあくまで、ここを分離したのちに成功したあとについてきているものだと思う。

王道も成功するまでは王道ではなかったわけだ。王道の逆張りというのは再現性が低い。なぜなら王道をさらにニッチ戦略で当てるものだからだ。ニッチ戦略というのは言葉の通り、小さく成功すること。投資なら長期保有ではなくスキャルピング、店舗経営ならミート戦略(TTP)ではなくドミナント戦略やランチェスター戦略。スタートアップの対義語はスモールビジネス的な意味合いの通り、どちらのが良いのかではなく、大きい成功がゴールなのか、小さい成功がゴールなのか

自由なのか成功なのか、表現なのか勝利なのか、やりたいなのかやれるなのか、そういうことではない。

本質は、個人事業主なのか経営者なのか、中小企業なのか上場企業なのか。年収500万円なのか、年収5000万円なのか。

ゴールを明確にすれば、方程式ができる。方程式通りにできない人が失敗し、出来た人は成功する。累計100人なら、1位は1人で、2位以下は99人。ただそれだけだ。1位になるには方程式通りにやると決めたものを、どこまでも決めたことをやることだと感じています。

結局、本当にすごい人は成功者とかカリスマとかじゃなくて、走り続けるウサギってだけでしょ。負け犬ほど、よく吠えるんだよね。でも、その声はグングン、コツコツ型のウサギの国には遠く、届かない。

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