はじめて100ワニで成功していくパロディを見つけたけど、これってめちゃくちゃ珍しい例だってことをわかってる人は少なそう…

ノウハウ系の人がたくさん稼ぎやすい時代になったからこそ、日常的にネットしてるだけで、昔にはなかった知識が自分に無料で舞い込んできて、この人賢いな〜って思うこと増えたよね

だけど、それってみんな勘違いしていて、知らない知識を増やすのは楽しいけど、それで自分が優秀になったわけじゃないんだよなーと

自分の周りに優秀な人がいるといいのは、どちらかというと、知能よりもバイタリティとか、ポジティブとか、すごく努力家とか、なんでも自分事にできるとか、人にすごく優しくて、自分の損得を考えないで動けるとか、そっちのがでかいと思っていて、

人の企画の真似事や、戦略を真似してやってみても、だいたいダサい結果に終わると思っている。たぶん、原因は、分析する観点と、応用するポイントがわかってないから

同じことをやれば成功するモデルってたくさんあるんだけど、同じことをやり続けられる優秀な人間はすごく少なくて、どんなに賢い人でも感情的なブレがあったりするから、そこをケアできる人じゃないと、知識の持ち腐れになってしまう

結構俺はそこを極めてきた自負があって、人が賢い楽しみ方をしているときは、その人がそこに至るまで、どんな逆算と継続をして、うまくいかなかった時の対処法とか、その時のスタンスとか、モチベーションが低い時の打破方法とか、リスクを回避するときと、一気に投資するタイミングとかの思考回路、集中するタイミングを盗む。なんならそこがメインであって、企画とかマーケティングとか、表層に現れている知識技術は割とどうでもいい

同じ結果を出すなら、ショートカットはほとんどの場合なくて、結果はコンテストで優勝することのような一過性ではなくて状態だから、状態維持は一過性の表層的なやり方じゃ無理

100ワニを真似して企画しよう みたいな会社って多分100社くらい会議に出したとこあると思うんだけど、そもそも毎日継続してSNSになにかを発信するのが楽しいとか、動画を撮って編集するのが楽しいとか、毎日動物の世話するとか、漫画書くとか、ライフスタイルと感情が自分とマッチしてないとできない

この人賢いな〜また一つ知識が増えた〜〜〜ってなるのは自分が楽しいだけで、やりたいことを実現する確率は一みりも上がってないし、むしろ一みりあげるチャンスを失っていることに気づいた方がいい