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>>> 通常、大学の研究室で生まれた発明の知財(特許を受ける権利)は大学に帰属するケースが多いのですが、ピクシーダストテクノロジーズ社の場合、筑波大と特別共同研究契約によって、ピクシーダストテクノロジーズ社の新株予約権を筑波大に付与する代わりに、デジタルネイチャー研究室で生まれた知財はピクシーダストテクノロジーズ社に帰属することになります。
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>>> 年の初めに研究室には全学年合わせて30〜40人の新人が入りますが、だんだん来なくなる人も多いのです(笑)。最後は5人くらい残るのかな。なぜなら、最初は僕の研究室で皆が何を言っているのか、まったく理解できないから。それでもかじりついて勉強する人じゃないと残れないのです。基本的には単語がわからないのと価値基準がわからないだけで、海外の学会とか行けばだいたいわかるようになるし、やりとりは論理的ではありますから、修行の問題でもあります。
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>>> 一般的に研究者は、教員としてのポストや研究できる環境が欲しいから、そのために論文をたくさん書いて、さらにそこから出世するためにがんばって論文を発表する人が多くいます。でも、僕の場合、自分の会社から原資を払って教員をやっているので、大学と対等に契約して教員をしているかたちです。過去に助教から准教授になり、1回大学を辞めて、再び大学でのポストを築いている流れですし、
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>>> テック一辺倒に頭を使ってるのは研究と経営の時で、アーティストや教育者としてはそんなにテックが重要だとも思っていません。まぁ、たくさんの背反する自分がいる中で、肩の力を抜いて自然にゆるく生きている感じでしょうか
およそ2年前の記事の落合さんは、31歳。今年34歳の彼と僕は7歳の差がある。
彼の7つ上となると41歳だ。41歳の経営者、研究者、教育者、表現者でも、彼ほどの社会実装を遂行し続ける人物はなかなかいないように思える。
1分野で名を馳せるのは落合さん通りゲームであり例えば研究と経営における「大分違う」ゲームを並列で繋げて綜合価値として社会で試行錯誤する賢明な姿に感銘を受ける。これも早4年ほど経っただろうが、いまだにあの人の足は止まることを知らない。 し、肉体は後退しているように感じる。。。
経営者*研究者*教育者 が可能にした筑波大学の落合ゼミであり、研究室であり、オフィスであり、カリキュラムである。
経営者としての側面を見るだけでも、学びの舎である大学を利用することで集客装置を担保し、
資源を大学や社員に投入することで知財を守り、
研究実績が、ラボとしての存在意義を維持する
社会という複雑な機械を自由自在に動かすためには、同じだけ複雑な条件を揃えなくてはならないが、多領域におけるポジションと実力を向上させ続けるなんて、そもそも夢の大きさが違えば、父性やメンタリティ、責任感や向上心が違う
ただ、できないと思っていたけれど、落合さんがやっちゃった。が事実になったからこそ
僕も彼の足跡を観察して、同じような複雑な社会の多領域における良質で革新的な資源となれるように努めようとも思う