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>>> ただ、一代で成功したスポーツ選手や起業家には、「努力100%」のバイアスが染み付いてしまっている。
これが実にやっかいだ。
自分が成功できたことを、100%、自分の実力と思ってしまう人は、それを相手にも押し付ける。
熱い言葉を本やブログに書いたり、ドキュメンタリー番組で話したりする。
メディアもそれを求める。
「成功した秘訣はなんですか?」
「毎日の努力です」
そんな受け答えは、これまで何百、何千とされてきたことだろう。
僕のように、「たまたまです」と答えてしまっては、番組的じゃないし、本にもならない。
ただ、「100%の努力」を言い出す人を認めてしまうと、人にそれを押し付けることも容認してしまうので、僕は徹底的になくしたいと思っている。
その押し付けによって、パワハラや過労死が起こる。
これね〜 僕もしちゃうんですよね・・・・
たちが悪いことに、僕の生まれと育ちは結構普通で、中の中の上くらいです。
金持ちの家庭で育ったわけでもなければ、小中学生でめちゃくちゃ習い事をしたわけでもなければ、本当に「たまたま」お父さんがファイナルファンタジーⅦをやってて知れて「たまたま」2ちゃんねるにハマって、「たまたま」ゲームセンターの常連になって「たまたま」小さい頃に悪いことをして遊んでた
そんなことの繰り返しで、どうやってそうなったんですか?と聞かれるのですが、
本当に、共通要素は「たまたま」なんですよね
いわゆる外れ値みたいなもんで、全然参考にならない生き方をしてるからこそ、教育ではやっぱり誰にでもできるいわばつまらない、地味で、単調な、だけど「ちょびっとうまくいくよ」ってことを教えているつもりです
結局、ここしかないんだろうな〜と思いました。
ひろゆきさんは1%の努力と表現しているけれど、僕なら「バカでもできる努力」かなあと思います。
バカでも努力できるものを作っていかなければいけませんね