星野リゾートの新しい分散戦略。
これ、めちゃくちゃ面白いですねー
要するに ホテルの混雑状況をリアルタイムでユーザーに配布して、
どこのホテルがその日に空いてるか(施設内なら施設内のコンテンツが空いてるか)を見せて、「3密感」を緩和(分散)してあげるとのことで、リリースをすぐにするとのこと。
ディズニーランドのアプリの何時間待ち みたいのあるじゃないですか
あれをすることで、回転率と満足度を上げる試み。
これはどんなサービスでも応用できますね。
系列店の横断的なプラットフォームで顧客もシェアリングしていくことで、ボラティリティを下げていくことが可能ですし
行きたいけどいつも混んでいる店には
ダイナミックプライシング(付加価値でアップセルされる)が可能になる。このベネフィットはすごいな
「間隔を開けて座れる」というのが市場の優位性になっていくイメージ。
それをさっさとシステム化してしまうスピード感
星野リゾート、さすがです。
もしかすると、1時間かけて間隔の空いている店を探す、みたいなユーザーニーズも浸透するのかもしれないと考えると
地域特化型で店舗数を持っているところの価値が秀でてくる。
こうなると、行列のできる有名店みたいなものや、ガヤガヤしている活気のある店 という口コミの信頼性は、過去のものと全く別の形でプロモーションする必要があります。
ラーメン二郎のような、行列店としてブランドを築き上げてきた業者が、どのように価値をスライドさせていくのか
面白いことになってきそうですね