会社のオフィスやビジョンに投資するのは「優秀じゃない人を安く働かせるためには」という構造があることを非常に理解したこの頃。ある人が言っていて学習した。俺は一生同じ人たちとプロジェクトを推進したり、同じ船に乗っていくことが好きだから、好条件や給料ではない雇用体制をとることをもっと真面目にかんがえたほうがいいのだと。

多拠点として自分が住みたかったところにシェアハウスを作っていたけれど、これからは仲間のためのインフラストラクチャーとしてシェアハウスを作っていこうと思う。文化資本や人脈、肩書、ビジョンと引き換えに無給で働いてもらうというのは信用経済の超おもしろポイントだと思う。これから格差も広がり、多くの持たざる者がSNS上には溢れてくる中で、自分ができることは富の再分配ではなく文化資本の再分配だと思う。もっと文化資本をシェアしていき、お金のいらない世界をアンチテーゼではなく経営の戦略として考えていこうと思う。お金を稼ぐのも利益を出すのも事業を成長させるのも頭を使って働く知能労働は自己資本に投資して、仲間たちには制作や広告、手足を動かす労働をしてほしいと思う。教育力はある程度担保されたけれどこれ以上の割合で増やすのは文化資本とビジョンだなあと思った

だから、シェアハウスを増やすのは労働集約性を高めたり、人件費や人事コスト、採用コストを下げるためのOKRを設定してやろうと思う。なんでこれまで気づけなかったんだってレベルで非常に有益。目標設定も鋭くなるし、パーソナルな文脈から同じ船の乗組員のビッグピクチャーへと一気にシェアハウスが昇華されていく。

これが自分にとっての学校作りだし、会社づくり。
ガチ文化祭で廃校ソムリエをしているのに、メタ学校が経営のKPIなの非常にウケます。