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>>> 東京大学名誉教授の上野千鶴子氏は2019年の東京大学学部入学式の祝辞で「あなたたちが今日『がんばったら報われる』と思えるのは、これまであなたたちの周囲の環境が、あなたたちを励まし、背を押し、手を持ってひきあげ、やりとげたことを評価してほめてくれたからこそです」と述べ、大きな話題を呼びました。
上野氏が東大の新入生に向けてこのような発言をしたのは、本人の努力以外に、どのような環境で生きてきたかというのが、学力などにも影響を与えていることを伝えたかったからでしょう。
お金があれば、単純に学費や塾の費用などの教育費をたくさん出せるのはもちろん、子どもにいろいろな機会を与えてあげることができます。
たとえば、小学校の頃に日本の各県の特徴や名産を学びますが、教科書をただ眺めているだけだとなかなか頭に入ってこないでしょう。
それよりも、実際にあちこち旅行に連れて行ってもらい、「青森県は、リンゴの生産量が全国一なんだ。そういえば、青森に旅行したとき、リンゴ狩りをしたな」などと自分の体験に即して学ぶことができれば、記憶に残りますし、学習意欲も湧きます。
でも、親にお金と時間がないと、こういう体験をすることができません。
いつの時代も、基本はここにありますよね。金コネ実績がない人の年収はなかなかあがらない。だから裕福でない家庭で育った人がまず一番最初に取り組むことは、
環境を変えることであり、お金持ちか、コネクターか、実績がえぐい人の誰かとツルむことだ
金持ちのマインド、コネクターのマインド、実績がえぐい人のマインド、この3つを継続的に盗んでいけば、いわゆる【お金持ちの家庭】で育ったことと変わらなくなる
せめて中学生くらいから、そのようなかんがえかたさえ植え付けることができれば、片親だろうと、生活保護受給者だろうと、ほぼ関係なくなってくるだろう。まあ、小学生までの時間でアドバンテージをとられてるぶん、それなりに量をこなさないと、20代前半ではあまり効果を持たない気がする
たとえば、僕なんかは実家は大きな一軒家だが、共働きで年収600万程度の平均的な家庭だ(今だとこれでも裕福サイドに入るかもしれないね)
僕が35歳まで家のローンは残っているし、親が帰ってくるのが遅いことはしょっちゅうで、朝はバタバタしていた。
しかし、僕は2ちゃんねるという宝を8歳にして発見してしまい、そのまた次にゲームセンターの常連というボラティリティの激しい世界にダイブしてしまい、
もはや親に育てられたというよりは、インターネットとゲームセンターに生息する人のマインドによって育てられた。もちろん、親が全力でそれを許して自由にさせてくれたこともめちゃくちゃ大きいが。気持ちの問題だし、許すことは無料だ。お金は全然かからない。
そんなこんなで、金コネ実績をバランスよくつけなければならないということを強く理解していた中学生くらいの僕は、人の目利きができるようになり、今に至る。
確かに、ゲーセンでずっと遊び呆けてる常連産はお金持ちだろうし、実績はなんだろう。太鼓の達人で日本3位?だかの人の近くにいたり、ヤンキー文化圏で育ち、人脈があるやつ、友達が多いやつはなにがあってもなんとでもなることを実践で理解していた
収入が多い家庭は有利、というのも因数分解して教えることができれば、どんな家庭にも応用できるだろう。しかし、それを使いこなしたり、本当に理解するだけの教養と理性が必要だからこそ
一番最初に改革した方がいいのは、マインドセットなんでしょうね。