>>>ホリエモンにとって哲学っていうのは、悩んだ瞬間に異常な暗闇が襲ってくるもの
>>>我が闘争というのは、人生はずっと戦いである
>>>切迫した世界に生きている。戦い続けないと死んじゃう。死ぬ恐怖に負けてしまう
>>>ホリエモンが手がける事業が未来にとってそこまで重要なものになるかどうかはわからないけれど、ホリエモンという人間が存在していることは面白い
ホリエモン哲学の基本が2つで
1目の前のことにとにかく集中する
2流れに身を任せる
ということ。この自叙伝を自己啓発だと思ってしまうのは勿体無い。
僕は自叙伝を読むときに意識するのは2点で【唯一無二感】と【新しい合理性の切り口(未発見の効率的なシステム)】で、これ以外の本がいわゆるモチベーションスピーカーなのだろう。自叙伝は新しいステージの攻略本というか、そのヒントが散りばめられている宝探しだろう
岡田さんが話していた中で面白かったのは、
ホリエモンのなかには、
内的な動機がないということ。夢はないけど目標のみがあるタイプということ。
もともとなりたかった、やりたかった夢みたいな考え方が「見え」ない。
そして、
理論上可能にはなる(都合のいい理屈)ことの達成に向けて毎日集中している、そればかりやっている
公平で客観的なビジョンを持っている人間は成功しない(ホリエモンにケチをつける側の人間にしかならない)
人の話を聞かないのではなく、「聞き出すこと」しかしない(厨二病ではなくて小4病だと言われる所以)
だからホリエモンの手がける宇宙開発や755やteriyakiが本当に社会にとって重要なものになるのかどうか?それはわからないけれど、それに直向きに向かっている【ホリエモンという人間が存在していること】はとても面白いし、必要そう。
それじゃあ、翻って考えてみたときに【僕らみたいな人間は必要なのか?】を考えてみる
ここあたりのトークが良い響きだった
自分が本を読んだときにどうだったのか?ではなく、本を読んだときに同じだけ【反応】することじゃあ自分はどうか?と対話してみること
プラトン的に本の論理性にだけ突っ込むのではなく、ソクラテス的に本を読んでいくことを岡田さんがお勧めとのことで
やっぱりモチベーションを高める修行には「部活的ななにか」が必要だなと思いました。
ホリエモンの優秀性と比較するのではなく、ホリエモンの代替不可能性と比較してみることが、僕らというハードにとってホリエモンというソフトを有益に組み込めるんじゃないかな
こういうときにカリスマ性という言葉は、とても不適切