【星野リゾート・星野佳路代表】「久しぶりに代表としてお呼びがかかった」。倒産確率を示して社員と共有した現状と未来


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>>>倒産とは現金(キャッシュ)がなくなるということ。昨年比で売り上げを何%維持できるかでキャッシュの量は変わってくるので、まずそれを最初に計算する。次にコスト削減を計算する。コロナ下では観光需要全体が減っていますから、先送りできる支出は先送りしなければいけない。売り上げが見込めないときは、このコスト削減策はすごく大事で、これによって生き残る率はかなり変わってきます。3つめにどれくらい資金調達できるかを試算します。
この3要素で非常に単純な数理モデルを作りました。昨年比売り上げ70%以上にできる確率は何%か。コスト削減は何%できるか。資金調達はどこまでできるか。
これらの3つの数字から、考えられるシナリオを示す。「売り上げ70%を維持できたけれども、コスト削減ができなかった。しかも資金調達は0だと結構ヤバい」みたいな感じですね。組み合わせになりますから、シナリオは3の3乗で27パターン。この中から「このパターンだと倒産になる」というものを抜き出し、全スタッフに確率で見せてみました。

1914年軽井沢で始まった星野温泉から、運営会社としてのプロフェッショナルサービスを手がける、星のリゾート。国内観光業界の先駆者だけあって、
考えることが斬新というか、やっぱりエンタメ経営者なんだなーという側面

確かに売り上げ8-9割減というのは社員からの不安があるだろうけど、個人としての経営体力とスキルがありまくってて、いや、あり余ってて? 実際に危ない、

なんてことに、なったとしてもまた面白い事業をてがけてくれそうな興味深い方です。
てか、年60日スキー行くってめちゃくちゃ面白いですね

顧客体験をベースにしているだけあって、世の中の人々の動きを冷静沈着に分析したからこそ見せれる、数的根拠に基づいたデータとその解決策は、本当にあっぱれだ

あと、シーシャ愛好家は星のリゾートで働けない(喫煙者不可)なら、星のリゾートにシーシャが導入されることはなさそうだなあ。。。なんとかして外注していれてもらうしかない。。。。。