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>>> 自分のプロジェクトは特別なものにしたかったので、〈モデル〉探しには2年を費やしました。ほぼ毎晩自転車に乗っていました。いちばん良いのは木曜か土曜。きちんとした格好のサラリーマンが面白いポーズをとっているところを撮りたかったので、時間をかけて探しました。
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>>>> これらの写真は、私たちが日常的に企業や資本主義体制に搾取されていることを明らかにしています。この写真をみたひとには、「自分たちは本当にこんな生活を望んでいるのか? 搾取されているだけなんじゃないか?」と改めて考えてみてほしい。
当たり前に他人を撮影して、作品にしているからこそ
これも「搾取的」だけども。記述されているし
割り切って、自己理念と辻褄の矛盾を
受容しているあたり、この人の作品は急にリアリティーを増した
日本では慣れ切っているというところに
サラリーマンというものがついに
ネガティブイメージもなくて、日本文化は面白い
教育がされているなあと思う。
もはや日本のサラリーマンの労働環境を
美徳とする例えば「野原ひろし」とか
「洋服の青山」とか
近しいプロモーションや現実の投影によって
最初は度肝を抜くほど受け入れられなかった悪も
接触回数とともに、おかしいと思えなくなってきた
もはやアンチテーゼである「東京がゾンビで溢れかえっている」
なんてフレーズすらも、日常茶飯事で
別に聞いたところで言い過ぎ、とも激しい共感の
荒波が立つこともない
幸福の科学や、NHKの受信料
創価学会や放射脳
アムウェイや、エロ動画みたいな世間体のイメージだ
別にあるよね。そういう闇。
台風の中心が穏やかであるような俗説と同様に
闇が深いということで見事上場を果たしたせいで
表舞台で共存しているこの人たち。
特に侮辱的だとか、可哀想だとか思わないし
もちろん絶対的に知能や文化資本が低いなあとは
アナリスト的に計測してしまうけれども
そういう生活圏で生きている人たちが存在していて
友達にも普通にいるのが、日本の独特な文化
ってことで、せっかく日本にいるなら
観光資源である日本のサラリーマンと
月曜日や火曜日の夜に一緒に飲みに行ったり
新橋駅なんかに出向くのはとっても楽しいイベントだと思いました。
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