世界は絶望に包まれている。
コロナから不況が訪れた。この時期に「遊んでしまった」と思う人は多いのではないだろうか。
コロナは99%去ったが、世界は明るくならなかった。
不況はじわじわと気付かぬうちに迫り、SNSではすぐに誰かを叩き潰そう、抜け駆けは許さないという
攻撃的な姿勢が、異常ではなくなってしまったように思います。
また、航空券の値段が下がった。
アメリカ5万円、フィリピン3万円、ドイツ7万円で往復が取れる。
パスポートの所持率は17%。チケット価格が安くなっても、それどころじゃない人が多いのかも。
僕は自分が住みたい場所で起業をし、雇われたり人の商品販売をせず、以下の拠点に時間を投資し、回収して生きている。19〜24歳あたりで繋がったビジネス系の知人は20%:フェードアウト 20%:諦めた 40%:ライスワーク 10%:自分と同じくらい 10%:神になった てな感じだと思います。11年目は楽しくやれてますが、今後どうなるかは分かりませんので淡々と頑張っています。
| セブ | 陽気なおっちゃんと外遊びする子供 | 日本の不況を忘れる |
| 糸島 | つまんでご卵から二見浦の渋滞(鎌倉から茅ヶ崎の134号線に似てる) | ビーチカルチャーの未来 |
| ニセコ | FR2オープンやVUITTONのゴンドラ、スキー場のレストラン売り切れ | オーバーツーリズム |
| 大阪 | なんばを歩けば8割以上の外国人、エアビーの増加 | 万博需要とIR期待値 |
大学生のころは「あ〜本物の旅人になりたいナァ〜」って生きていて、10年で『インバウンドめっちゃ喋れるマン(実体験)』になった。英語が喋れる、面白い場所を案内できる、ラーメン・シーシャ・ハンバーガーが作れる。仕事でこんな仲間が増え、実際に僕は彼らを導くことでお金をもらっている。横浜生まれ、湘南育ち。人酔いはせずむしろ極端に集まるイベントが好きだし、屋台の焼きそばや海外のウーバーなど観光客向けのビジネスのユーザーになって因数分解するのが仕事であり日常になった。
コロナ明けから、商業施設のフードコートや下北沢などにda pai dangという台湾点心の店を見かけるようになり、「あ、これはもう、キタナシュランやローカル飯は資本主義の敗北者による言い訳になってしまうのではないか」と感じた。雰囲気が味わえて、値段も安く、現地の味を再現するほどの本格調理。リバイバルの需要と併せて、本家はフランチャイズ展開した者から生き残るような具合かもしれない。
あらゆる側面からSNSというスクリーニング装置を介して、優秀な人だけが残り、影響力を持つようになった。販売力もだし。実力が乏しいが大きく見えていたり、いわゆる胡散臭い人の衰退しては見透かされる時間軸のスパンが短い時代になったと思う。そこで逃げ道として田舎で暮らせばいーやんってのがあると思うのだけど、個人的に福岡市や西成で4年以上スローライフを体験してて「これは、多くの人々、少なくとも数百万人規模の日本人の逃げ道にはならない」と感じています。まず①絶望的にエンターテイメントや出会いが無い②ロールモデルがいないので成功体験が近くにないのでバイアスが強まる。そして本来のメリットである自分で小さな仕事を作れるような第一次産業や街作りにアクセスしている『職人気質の若者』フリーランサーも各界隈に数人ずつしかいない(そして大体が東京と2拠点している)ので、コミュニティがシュリンクし、老害化している(結局)冬寒いとか、車でコンビニまで30分とか、夜どこのお店もやってないとか、ゴミ出しから郵便局まで迎合コストは10年単位で見合わない人は多く諦めてしまうと思う。そこで、逃げ道というか頑張れる矛先ってローカルは実質ブランドカルチャライズで、インバウンドがマストなんじゃないかと思う。
そんななかで、中国に行ってきました。
中国のハイライトは明日あげようと思います