49%が終わった。ガチ文化祭。
いつでも高校生に戻れる社会をつくると掲げてやった。
思いついた2018年。
「プロポーズ大作戦」というドラマ、みんなは知ってるかな。
小さいころ、なんかすごく気に入ってて。
好きだった女の子にブルーレイ借りて、その愛着もあったからか、
プロポーズ大作戦っていう言葉が妙に、まとわりついていた。
有志ダンスの話には続きがあって、
1年生にこう言われた。
「先輩たちだけでも、有志ダンスができるようになって欲しいです」と
あの事件の途中、実は先生には助け舟が出されている
「文化祭でダンスはさせないが、身内だけの後夜祭でダンスの枠を5分くらいあげてもいいぞ」と。但し10何チームのうち、2チームだけ。
悔しさもあったが、後輩に譲ろうと思っていたのに後輩は「来年もあるんで。」って
今年で卒業の僕ら3年の代に枠を譲ってくれた。
このYoutubeは特別に許された(?)有志ダンス本番
背景にドラマがあったからか、かなり盛り上がっている。
僕は他校のやつとして、友達の文化祭に行くのが好きだ。おなじくらい同窓会や後夜祭が好きだ。
物事が終わったあととか、最後の瞬間
儚さ、エロさ、もどかしさ、なんとも言えない寂しさに、誘われてしまう。
「最後まで残っていたい」っていうエモい感覚がある。俺にとってはこれがエモくてたまらない。
プロポーズ大作戦が好きなのは、いつか自分も結婚してやるというライフスタイルの投影だと錯覚していた。自分があの子と結婚するために、の依存だと思っていた。この前まで。
けれど違ったっぽい。過去にタイムスリップして今をやり直して未来を変えるロマンチックなシチュエーション。そのイメージが具体的になるのが楽しかったんだと思う。
妄想を実現したのがガチ文化祭だったね。
ガチ文高等学校の文化祭は終わったけれど、ガチ文化祭はまだ 前編 しか終わっていない。
今まさに 後編 のディスク2、ゲームがスタートする前のNOW LOADING
やり切れなかった。悔やんだ。周りと比較して何故か苦しんだ。
そんな今を
過去に戻ったふりでもして
変えてみないかって
言っているみたいだ。
こじつけかもしれないね。でも感動するんだ
ガチ文化祭はいま49%
11月4日に終わって
11月10日までの6日間。
この6日が、
49%~51%のあいだ。
青春な時間だね。
あいまいを作れているよ。
さあ黄昏時、みんなで過ごそう。
プロポーズ大作戦の妖精も言っていた。大事なのは過去を嘆く今ではなく、今を変えようとする未来への意思だ
10日は、11月4日と同じ熱量が秘められていると思う。
もしかしたら、方向性はグッと違うもので
文化祭に感じた懐かしさや楽しさみたいなエネルギッシュな感情ではなく
もっと怒りとか、憎悪とか、儚さとか、
そういうエモーショナルな心
少しずつ傾いて、薄まって、消えてしまうような
涙を流せる感動が転がっている気がする
それが、ガチ文化祭での青春です。折り返し地点は明日。
明後日は、ついに51%以降の扉が開かれるよ。