マーダーミステリーに2億資金調達してるのか。これからミステリーが最初だと思っていたけど全然セカンドペンギンなんだな。第一次情報だと思って鵜呑みにしちゃいけないな。徹底的に調べないと。
マーダーミステリーのお店が増えること自体は、機械創出性がリアルエンタメ産業に高まるけれど、マーダーミステリーのお店が増え続けた先にあるのはマッチング産業だろうし、マーダーミステリーの作り手が増えても、経済的な自由やら精神的な自由が獲得できるというよりは、コミュニティ性が増し、ある種のリアルSNSになるんだろうなと思う。
それってカンカンダンスで成功した居酒屋のアカウントのように、バーチャル空間で資産構築をして、パーソナル空間に名刺を並行輸入して活動するような、逆説的に見えて普通のことしかやってない歴史の繰り返しだと思うんだよね。マーダーミステリーのお店が増えても、彼女が作りたくてマダミスを勉強するみたいな。それってそもそも普通じゃねっていう。
結局、集客したい人を集客し続けるにはトレンドの波乗りをしたからといって、呼べるわけではなくて、ターゲットの核心にある真髄を動かさないと楽しみが増していかないなと思うし、師弟関係から供給側になってもらうことの価値はすこぶる高いよね。マーダーミステリーに価値があるのではなくて、現実世界でも酔狂のような楽しみを日常からできる少年エンターテイナーに信用が乗っかる構造が来たというだけ。結局その二時的な波がレバレッジだけど、野次馬を1000人集めて竪堀をしてもステークホルダーはそれ以下の感受性とかミスコミュニケーションによるマネタイズしか生まれない。
最近自分の界隈のシフトチェンジをしているから、関わる人が戸惑ったり、追いつけなくなったりすることが増えたけれど、そんな小さいことを気にしてる場合ではないというか、シフトチェンジした時の未来にベッドしないとダメだなとおもう。今この瞬間の爆発力とか感情に誤魔化されてる自分が心にいることを天からメタ認知しないと、すぐ目の前の鬱憤とかに引っ張られる。おかげさまでやりたかったことを全て努力できていて、環境は構築できたけど、関わってる人の価値観やらビジョンがバラバラで、会社でもないし、営利でもないし、ただそれぞれの面白さ。ブランドアカウント作りを属人的にしているから、自分の感性も引っ張られたり分散することが増えた。ここでシャットアウトするのは簡単だけど、人間のあいだにある揺らぎにこそ価値があるし、その衝動や揺らぎこそが誰も手をつけていないエンターテイメントになり得ると思っている。
結局、人を楽しませることを大事にしているのに、供給側や運営の組織が属人的でなかったり、システマチックな運営、再現性のあるベルトコンベアや歯車方式の会社なんて、いくらでも生成できるから、自分たちがやっていることは常に初期衝動に再現性をつくっていかなきゃいけない。片石くんの言ってること真理すぎるな。笑