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>>> 「ニンニク入れますか」、と聞かれたあと、まわりの人は実にさまざまな答え方をしているとおもいますが、それは一切、完全に無視してください。

 いいですか、これは重要な点なのでよく覚えておいてください。

 初心者にとってとても大事なことです。まわりの人のそれを無視できるかどうかが、生死に関わってきます(楽しく食べ終わるのが生、苦しいおもいをするのが死、です。実際には死にません)。

 ほかの人は何かいろいろ言うとおもいますが、あれは「ラーメン二郎教に入信して、修行を重ね、自分なりの道を見つけた人が、二郎の悟りを開こうとして唱えている呪文」だとおもってください。

 修行した人だけが使える言葉です。一般人が(初心者が)真似るものではありません。

 ここだけの話ですが、あの人たちは悪魔に魅入られてしまった人たちだとおもってもらっていいかもしれません(そういう意味では私はもう悪魔にすっかりやられてますけどね)。

 惑わされてはいけません。

 人間は、悪魔の言葉を真似てはなりません。人間の言葉を使いましょう。

 店員さんは「あなたのラーメンにニンニクを入れますか」と聞いてくれているだけです。

 だから、答えるべきなのは、ニンニクを入れるかどうか、だけです。

 悪魔たちの呟きは無視してください。

 困ったことに、悪魔たちは魅力的で威圧的に見えるので、つい似たようなことを言いたくなってしまいます。でも真似ないでください。私の隣に座れば私を真似ればいいですけど、万一席が離れて一人で返事しなきゃならないことになっても、それは覚えておいてください。

ほんこれすぎてやばい、、、、、

テキストから漂う、初心者教育感。この「愛情」好きなんですよね。

難しいことを簡単にするのではなく、ちょっと難しい雰囲気を、安心させてくれる。

インスパも、新店舗も僕は必ず「ヤサイニンニク」とコールするようにしていて
これは非常におすすめです。

「ニンニク」という言葉ひとつで、一見さんと小慣れた雰囲気の相手に
どこまで「やる」人なのか、

それを知ることができるのです。

このコールをするだけで、もうこのお店を知ったと言ってもいいでしょう。
また個人的見解ですが、「カラメ」というのは「ヤサイ」とセットするものだと思います。

感覚として、
「ヤサイマシマシ」:「カラメ」
「大ヤサイマシマシ」:「カラメマシマシ」

これがセットだと思い、そうでない場合は、カラメにする必要はほとんどない気がします。
微妙な継ぎ足しになって、その店の特色がでにくいというべきでしょうか。

ラーメン二郎 ジロリアンという界隈も、インターネットテクノロジーによって、大衆化した昨今、
安心感のある二郎を求める人が増えるので、古き良きを残しつつ、
これからもたくさんの人間を洗脳していこうと思います。