コンサルティングという仕事は、固定費もかからないし利益率も高く、在庫もいらないので、賢い人が手っ取り早く始められるビジネスとしてまあまあ台頭しているものだ。このメルマガもそういう性格を孕んでいるし。
しかし多くのコンサルが勘違いしているというか、ポジションを取り間違えているのが、スキルアップやマネージメントにフォーカスしているところだ。
コンサルティングというのはクソ真面目にやればKPIを達成させたり、組織のマイナスをゼロにすること、つまりは「問題」の解決かもしれないが、
実際にコンサルティングを受ける側の目線に立ってみれば、「その視点はなかった」という感覚をどれだけ与えられるかの方が大事だと感じる
なぜなら、ビジネスシーンで使われる「あの人は賢いよね」の「賢い」は単に問題を解決することではなく、イノベーティブなアイデアや誰もやってないことを成功させることだからだ。
コンサルっぽいよね。というのはクソ真面目だなと悪口言われているだけかもしれず、本当にコンサルという席を取り続けるのは「考えたこともなかったこと」を大量に生産できる人材のことなのかもしれない。
例えば、シェアハウスビジネスであれば
住人同士のシナジーや、レイアウト、アクセスが良いか悪いか?ビジネスモデルばかりに目が行くが、僕が思うシェアハウスビジネスの強みは
「家にいなくてもいいこと」だ。
荷物を受け取ってくれるとか。料理ができてるとか。床が汚れない。洗濯物が畳まれてる。買い出しに行く必要がない。
家賃が下がることではない。どこにいても良いリモート力が高まる方が圧倒的に価値が高いと思う。
まあこんな具合のものって、たくさんあるよね。