やっぱりインターネットが好きだと思った瞬間。

刀の森岡さんが監修した西武園ゆうえんちも、懐かしい未来を表現したテーマパークとして情緒の循環が起こっている。過去から未来へ、平成から令和へ移るからこそ成り立つ「ロマン」なエンターテイメントだが、当然インターネットコンテンツの1投稿として作る方がコストも安いし、short動画のように大衆に届く。わざわざ遊園地に行かなくてもいいし、鶏が先かという話で、インターネットコンテンツをもとに自分はリアルエンタメ空間を作る節がある。伴って、朝から夜までyoutube漬けになる楽しみも持ち合わせている。

自分みたいな人間だけにニッパチの法則で、エンタメを届けるならコンテンツというコストが凝縮された「切り取り作品」で惹きつけたのち、マーケティングされた最適解だけをテーマパークに詰め込む。その逆でもいいし、「速く広く浅く」もできれば「遅く狭く深く」もできる現代のエンターテイメントの選択には目を見張るものがある。

選択肢が増えすぎたから迷うなんてのは当然だが、これまで無かったものができて、組み合わせ次第で自分らしさを作れるし、他の人がやっていない楽しみを考えられるのは最高だ。映像の世紀が生み出したダイナミズムは細部にも宿る。

炊事場さんもそうだし憧憬感覚を表現したクリエイターは、多様性を増している。2024はガチ文化祭企画で「平成令和民俗博物館」をやります。興味がある人はぜひ一緒に準備しましょう!