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>>> ここ5年間の応募数は以下の通りになっています。
2013年: 119件
2014年: 78件
2015年: 140件
2016年: 178件
2017年: 116件
採択数は、年度によって差がありますが、14~20件ほどです。つまり、多くの年は倍率が10倍にも満たない状況です。
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>>> 理由2: 自由に使えるお金が230万円ももらえる
未踏事業ではIPAから1プロジェクトにつき上限230万円(年度によって変動あり)が支払われます。230万円の使途はクリエイターが自由に決めることができます。クリエイターは230万円を生活費として使いバイトをせずにプロジェクトの開発に集中したり、開発費として使い進捗を加速させたりできます。
実際には、IPAから支払いされる金額はプロジェクトの作業時間に対する時給換算(1600円/時間)で決まります。しかし、多くのクリエイターは自分のプロジェクトに多大な時間を費やすため、開発期間中に支払い上限の230万4千円までもらう場合がほとんどです。
文化資本ヒエラルキーによって生まれる強迫観念的な劣等感が、このような大変魅力的で弱者救済にも通ずるコンテクストへの機会損失を生んでいるのは大変悲しいことで
分水嶺の瞬間がこのようなプラットフォームにあるにも関わらず、応募数が物語る勝ち組だけの環境感は、金持ちの家系の子供ばかりがジュノンボーイの枠がある話を井戸端で回ってきたり、ミスミスターコンに携わる人たちの「アナウンサー芸能感」から漂う、庶民的なはずがどこか元々庶民ではない空気
機会提供は物理数が増えることよりも、ターゲティングをアルファツイッタラー的に、路上でエンカウントするリスキーな「敵同様のオブジェクト」にも広げ、熱量のある運営主体がもっとストリートナンパしにいくべきなんだろうなと思う
それが、あいみょんのような庶民に政治的なフロントエンドを生むベルトコンベアとして世界を醸成させると思うんだ