日本人は「週休2日制で定年まで働く」という考えが小さい頃から染み付いてるせいで、労働を終わらせる、という選択肢を取ることができない人が大多数である。
そりゃあどうせ働くなら「やりがい」のある仕事が良いが、そもそも働かないという選択肢を持ちつつ、働いている方がより、能動的に動けるもんだ。
例えば年収の高い企業に勤めてガンガン40歳まで働いて、そこからはお釣りで生活するとか、20代でスタートアップで大儲けして全部売却して投資で生きるとか、そういう考え方を持っている人は情報感度の高い、人に流されない一部のイノベーターだけであり、空気として蔓延することはないだろう。
平均寿命も伸び、70歳くらいまで働かないといけない。そうしないと老後が心配だから。という人こそ「固定費を下げる」という提案をしたい。サラリーマンのほとんどが固定費をかけすぎており、貯金や運用のリテラシーが低い、という話。
労働したお金を翌月の生活費やローン、数ヶ月後の海外旅行で消費し切ってしまうライフスタイルを一旦白紙にして、どうしたら労働しなくていい状態が作れるのか? その条件はなんなのか? と毎日思考するだけで、少しは柔軟で横断的な働き方を考えることができるのではないか。
例えば、福岡や札幌なら大都市でありながら、月3万もあれば一人暮らしの家に住める。街に出れば美味しい飲食店も多い。それが東京、大阪となると家賃だけで6万程度かかり、美味しいご飯は高いお金を出すか、行列に並んで席数の少ない狭い店でしか味わえないとか。
「住む」と「働く」に対してアップデートできることは無限にある。
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