初夢というのは、初夢という言葉の思い込みが、初夢の内容すらも変えてしまっていると思います
初夢をみたので書きます
🌃
あるところで接客をされていた
それはすごくたのしくて、時間が経つのをいとわないほど楽しんでいた
こんなに幸せならなーんの利益もいらねえぞ状態
理解を持ってくれる、憧れであり敬意を示す相手だ
ぼくは理解を持ってくれて、憧れて敬意を示せる相手のことをいろんな意味で好きになる節がある
こんにちも、そういう人が僕の前にいた。
この幸せが崩れ落ちる感覚がしたのは
このような連絡があったからだ
【今どこにいんだよ いまから向かうからな】
とたんに、湘南にいた頃の恐怖がよみがえる
ある友人が、ぼくのシェアハウスにすみたい、そろそろヤバイから会いたいと言ってくれて
まさかの同じ地域にいた。多分あれは福岡だっただろうな 町並みは北海道だけど。
優しいから受け入れようとした。いまどこにいるの?話そうよ!って
そのLINEみたいな連絡手段の返信は
あまりに男らしい文体だった
「いんだよ」なんて圧迫感、久々に受けた
昔ヤンキーの友人に何度かやられた怖さだ
これ絶対あいつの返信じゃない ひそかに分析しながら
すっとぼけてレスをした
すると次の返信はなんとも残酷だった。
【これ お前がやったの わかってるんだからな】
【働いてた後輩から、うらとってんだよ】
【おまえ ここにいるんだろ(スクショあり)】
内容は、ぼくが”あるところ”にいたときに
ロッカーの鍵をぶっ壊して、なにかを奪った犯罪行為の話だった
完全犯罪をしようと思った肌感はなくて、なぜかいつもの拍子とちがった犯罪のおかしかたをした
楽しかったのか、イライラしてたのか、多分そんな感じで、
利益をもらった気もなければ、どちらかというと、復讐的に取り返したなにかだと思う
しかし、犯罪をした。モヤモヤするのはそれが
数年も前の出来事ということだ
スクショの内容は、Zenlyというアプリの画面で
ぼくがこれまでいたところを示すものだった
例えば20歳の頭、タイで山奥の集落で遭難に会いそうなとき
東京の住まいにいるとき
そしていまの現在地情報などだった
情報を握られていることが怖いというより、なぜそうなってしまうのかに焦りを感じて、
設定をみると、どうやら友達になっていなくても現在地だけは、把握できる仕組みだった。
オンオフのボタンが、水色のほうになったいた
つまり、僕がいまいる位置ですら
この男らしい文体の相手は知っている可能性が大幅に高く
逃げてもバレるということを
すぐに理解した。
不思議とぼくは、設定をすぐさまオフにはしなかった
結局したんだけどね
いろんな気持ちがあったけれど、一番は、
過去と今はちがうということだ
過去を掘り返されようが、仕組み的に罰をうけても、本質的に罰をうけるほどの罪滅ぼしにはならないと思った
だから、自分にとっても面倒な罰だなと思ったから、無視しようとした。
しかも、その犯罪行為が正確に思い出せない
なにかをやらかした心当たりは確かにあったのだ。
接客をされていたお店からちがうお店になった
接客をしてくれたいた人は、こっちにもいた
とりあえずお店を出ようと、すみませんそろそろ行きますねと言った。
ひとりのお客さんに接客をしているその人は振り返り、はーいと言った
ひとりのお客さんは、ぼくの昔から知る親友だった
理解があり、憧れであれ敬意を示す相手だ。
なんでおまえがここにいるんだよw
と思ったが、優先順位がちがうことに立ち戻った
そそくさと店を出た
ビルの下に怖いヤツがいたらやだなーと思った
接客をしてくれていた人は、もうひとりの相手と僕が繋がっていたことを知って
なんだかとても、ばつが悪い態度をしていた
つねに八方美人をしていたからか、僕に何らかの意図をもって接していたからだと思う。
それも不思議に思いながら、道路へ出た。
どうやら、グループでぼくを
陥れるための動きをしているようで
専用のコミュニティで持ち寄って情報を集めていた。
なんだそれ。
不思議なことに、ぼくの名前と素性が一切一致していなくて
現在地はバレてるかもしれないが、特定できないようで
勝手に撹乱していた
完全犯罪みたいだった。
なんでこんなクソザコなんだよ、とも思ったので
エンターテイメントで返していこうか迷った挙げ句
やっぱり面倒なので無視することにした
追っかけてきたり、そういう状況は見えない
ただし、情報を集めているなら、時間の問題だと思った
そのうち一致するだろう。
不思議なことに、それが一致して、追い詰められたり、なにか僕に不利益があったとしても、
良い機会だという気概だった。
それよりも、過去の人間関係がリンクしていくその様をみて
自分の影響力とやらを実感して、どこにストーリー性を持ってくるかばかり考えた。
自然に生きているだけで、どんどん繋がっていく社会
理性の利かない、動物的な行動原理
そんなものにまた嫌気がさして、聖人的な存在と、守りたいと思える相手がほしくなった
昔の行為に背徳感をおぼえながら、
冷酷な心が、未来の原動力となった。
「変な世界だな。」
🌃
なんとも現実のようで理想論のような夢だった
1周してしまい、すでに逆夢になるしかない
ちなみにだけれど、この犯罪行為
リアルで心当たりはないけど、心になにかが当たる感覚がある
ぼくは記憶力が死ぬほど高い(あの2秒でどんな会話をして、どんな気分になったかを精密に思い出せる的な)ので、忘れていることはないと思うのだが、
ダイレクトな事例でなにかある気がする
すんごいカミングアウトなんだけど小学生のとき、
スイミングスクールの脱衣所で人のカバンから定期的にお金を盗んでしまったことがある。自転車の駐輪場に放置された荷物から、財布を探し当てお金を盗んでいたことがある。
当時は街並みが宝の山に思えていた。集合住宅に通いつめて、宝を探していた。
なんかそういう類いなんだろうな。
ちなみにロッカーは、ぼくが派遣でブライダルをやっていた藤沢ホテルの更衣室そっくり。
Zenlyなんて、1年半まえくらいに始めた活動だ。
タイの頃のデータなんてあるわけないけれど、インターネットの大海原で執拗に探し求めれば、誰がいつ何をしたかなんてそれなりに【繋がれてしまう】時代ということは知っている
それは技術によるが、すでにハックされている
だから偶発性のあるリアルを生きているつもりだ。
夢の品質が向上しすぎて、未来が達観と読めるようになってきて、無料の攻略本状態である。
ゲームの主人公が$20払って、ベッドで休んで夜が更けると
神のお告げイベントがあるように。
大事なのは、それが信用に値するかどうかを議論することではなく、
視点を高めて、使いこなしていくことだと思うので
奇天烈な夢だったなんて斜に構えずに、ボロボロになるまでこの攻略本を隅から隅まで読み漁って行こうと思います。
もうひとりの自分、ありがとう。
2021年が皆さんにとって素敵な1年になりますように🎋