オンライン宿泊「これ、ありだな」予約ほぼ満床、翌朝まで続く旅行感
オンライン宿泊というパワーワードが登場。キャッチフレーズというのは、覚えやすくて馴染みがあれば簡単に流行りますね。
このサービス、現状況で打つ施策としてとても素晴らしいと思いました。1000円で宿泊 っていうPRも綺麗です。旅の醍醐味って、旅行者同士のコミュニケーションですもんね。よくあるのが、おしゃれなバーが併設してるのに、お客さん誰もいないとか、外国人がひとり作業してるだけとかね。これだと一方通行だったものの、オンラインだと「必ずそこにいる感」を与えてくれるので、宿泊で得られる帰属欲求は増大するでしょう。
ただこれって、普通にVRでやろうとしてたことをアナログでやってるだけなので、なんというか一周回って普通の顧客体験ですよね。時流になるとこうも最先端感が出るのが面白い。zoomとレターの動画配信って、めっちゃ昔からあるサービスですからね。
たとえば星野リゾートが、体験に重きを置いたサービスに投資していますが、これが大衆化し、アパホテルや東横インなんかも取り入れる時代を想像すると楽しみなもんです。
最近は、インターネット本来の楽しみ方というか、人と人との距離を最短にする。人と出会いやすい。というごく当たり前のベネフィットが浸透してきていて、やっとリアルとネットの境目が曖昧になって来たな、という気持ちです。
マジョリティが動くと、全部変わるし、逆に言えば、動かすにはこれくらいインパクトのある出来事が起こらないと。極端に振らないとダメだねー。