ゲームを作るときに大事にしていることが、そのゲームをつくってどうなるのかではなく、そのゲームがどんなものだったのかを説明できること。

ガチ文化祭であれば、2024年から高校の世界観を足していくことにした。これまでは文化祭を題材にしたタイムスリップゲームだったけれど、今はガチで文化祭を作っている高校にタイムスリップするゲームになっている。似て非なるものだと思っている。感触としても。

たとえば、こういうシーンが撮影したものではなくて、ふと自然に垣間見えるようにするのは、文化祭準備をしているだけでは難しい。

ほかにも、電車ゲームという街中でほかのプレイヤーと戦うゲームは、「桃太郎電鉄や逃走中という既存のコンテンツっぽいですよね」と言われないためにはどうしたらいいかを考えている。リアルで桃太郎電鉄がプレイできる!それだと参加するユーザーは、一度リアル桃鉄がやれてしまったら、それで満足してしまう。パクられたゲームを見てみたいのようなもので終わる気もする。

どう見てもアレのハンターのパクリに見える。けれど、実際に体験してみると逃走中でハンターに追いかけられるゾクゾク感とは違うものがデザインできていると思う。
カードを使ってバトルするようにしたものも、多くのゲームから参考にしたこと。