険しい林道を越えた先 トウモロコシ畑と壮大なオーシャンビューを下った先で牛舎を営むオオクボさん。
堆肥舎や倉庫も作り、
牛の出産時期など、ときには藁のなかで寝ることもあるとのこと!
毎日世話をし、牛に使われてるなんて冗談も話す楽しそうに仕事をする。
海の見える放牧場。永年牧草帯といい、何度でも牧草が生えてくる絶景スポット
悠々自適に牛は育ち、日光に当たる時間が長いため、骨が強くなるとのこと。牛のエサには近くに生えたソルゴーや、サツマイモのツルを干したもの。藁やえん麦というものらしい。
1日に20キロも、こういうブレンドを食べることによって、牛が美味しくなるらしい。
各畜産農家はこれを企業秘密とするところがあるみたい。
実は昔、この近くにおばあちゃんが住んでいたのだが、今となっては草でおおわれて全く見えない。
代々この土地に100年以上住んでいたが、おばあちゃんがなくなってから、もう20年以上も空き家になっている。
50年前から麓に移住したが、当時の母屋の面影を残すよう移築したとのこと。
奥さんから 牛のことばっかり見てーと言われるほど、朝から晩まで牛舎にいる大の牛好き。
もともとは、牛舎ではなく田んぼ。
そのときから牛は、耕す手伝いをしてくれていたとのこと。
分娩から育成まで、牛を育てる難しさを感じたが、牛の気持ちが分かるようになってからというもの、オオクボさんの育てた牛は全国和牛大会にて鹿児島県代表として優秀賞を獲得するところにまで!
牛も人間も育ちかたはのんびりが一番と語るオオクボさん。
牛への愛と人間味を感じられる 最高の景色で働く方でした。