崖っぷちの細い道を通った先にあるイズミさん宅
昔は田んぼをやり、米の農家だったが収穫がほとんどなくなってしまったとのこと。

そんななか、親父さんがとっても質の高い梨を趣味で作れたことをキッカケに30年以上前に
鹿児島でも少ない梨農家をスタート。

このような爆音機を用意し、鳥などから梨を守る。
梨の収穫時期は8-11月。
収穫後は4ヶ月もかけ、剪定作業。

新高や、二十世紀梨など全部で11種類ほど育てるとのことだが、日本にはそもそも100種類の梨があるとのこと!これはすごい。

ひどいときは病気にかかり収穫がゼロのこともあり、そういう理由で品種を多く育てる

3年前の台風では梨が数千個ダメになったとのことで、果樹園のリアルを感じられる。

9年前は麓の町にに住んでいたが、こちらにいた父親がなくなったのをキッカケに、空き家になったこちらでゆっくり住もうと
奥さんから申し出て、梨農家をはじめたそう。

後継者がいないため、梨農家を続けてくれるなら無条件でもいいから、こちらで手取り足取り教えなからでもいいからやってほしいとのこと。

こういう悩みを持っている農家さんは多いだろうなと想うし、ゆっくりと暮らしたい若者とのマッチングなんかができればいいなあと思う。