重めな話を寝る前に書いてみよう。

タイトルのとおり。人を巻き込んで活動をつくっていると、人が離れる瞬間を経験する。ぼくもその一人だ。

やりづらい空気をその人が察するか、俺に強く言われて逃げちゃった人が多く、自ら大きく『人を切る』ことは少ないが2日前、数年一緒の仲間を切った。なので、もう仲間ではない。真実であり未来。

ぼくはその人の、心情や趣きをリスペクトしている。大切なコトを思い出させてくれる仲間だった。しかし、おととい切った。苦渋の選択。より大切なモノやコトをやっていきたい仲間がいると気づいたからだ。

友達には拘束がなく切る概念もない。しかしその人は仕事仲間だ。

ぼくは人を切ることにためらいはない。基本、一人でやれると思っており、嘘つきたくない。人と自分は違う上で、批判的な議論を取る。感覚的にだめなら関わらない。このサイクルが人より早い。媚び売ることなく活動してる。

一人でいい節もあった。孤高のアーティスト!に憧れてて、多いのは友達だけでいいと。しかし今は違う。やりたいことの解像感がジャブジャブと高まり、一人じゃ成し遂げられない作品を掲げている。夢物語ではなくなった。何十人と仲間たちの人生に片足突っ込み期待されている。足並みが揃わないと損する人も増えた。

残酷な性格になったと感じるが、最高だとも思う。これまで仲間は絆で結ばれているある種の強迫観念に駆られていた。『地元・湘南』によるキャライメージ。マイメン切るなんてあり得ねえマイルドヤンキーマインドに誇りをもって『人を切れる強み』にブレーキがかかってた。

よくモノポリーというボードゲームをする。つくっているコミュニティー、Amuse!メンバーの育成に使っていて、何百回もやって強くなった。癖がでるゲーム。喋り方から戦略まで。

ぼくの勝ちパターンは、確実な利益を期間継続して、おもしろい交渉をコソコソ通し、カードを一気に変えて、先行者利益を得る。けっこう役に立っている。

しかしそれはゲームで、現実はカードの裏側や下にいる『仲間』『お客さん』応援してくれてる『関係者』が浮かぶ。躊躇なくモノポリーのようにできるそれはサイコパスと呼ばれる(笑)躊躇なくやらないと何も立ち上がらなくて。そう後悔してから『あのとき、あのカードをこうしていれば。』と喋るのがイヤだ。

現実のカードが多くなった。資産カードにはコアメンバーがいて、オレンジカードと茶色カードは同じ人が動かしてたり、イエローカードとレッドカードのメンツは仲良くて結果が出てる。そういうのがあって、間違ってない判断をしたと思う。引きずらず頑張りたい。

今後も現れるであろう仲間とのお別れ。地元の友人とも交渉ができる堂々とした背中をそのうち見せれるようにしたい。

『あーあ。経営者になっちまった。』これが心の声かといえば、そんなこともない。

今は残酷なサイコパスかもしれないけれど、湘南茅ヶ崎で培ったヤンキーマインドが消えないと思う

写真は高3ナイトハイク前のおふざけ。やっと悟り開いた。