地元でBBQしました。本来30人だったけど主催者のサークルが春先に崩壊し、10人有志で遊んだ。DQNさんとハリーポッター魔法対決、胸肉ブロ腹筋、江の島冒険登山、ミスドバトルと楽しかった。
しかし今回のイベント、いつもと違うのがアウトドア全然苦手な子に主催させた。頑張りたい子で1ヶ月前からガチ詰めしました。「レンタカーの手配どうなってんの」「ツアー内容それ楽しいの」「一人あたり利益率-200円はやる意味ないでしょ」「ブルーシート持ってきてないのなぜ」「日帰りプラン意味不明じゃね」てきな、
幹事で利益を追求するのになれてたらそんなことにならないでしょ。っていう。アウトドア企画ってワンチャン人が死ぬし、主催は体力とかメンタル最強じゃなきゃだし、参加者の人間的な目利き、ピンチの時動揺しちゃう、仲間に協力的とか、リスクヘッジと目利きの素養のそれ。
ぼくは「世界全国鬼ごっこ」やら「イオン逃走中」「パチンコおじいさんに当てる」「死体ごっこ」「海にチャリそのまま漕ぎ続ける」「セミに釘さして凧揚げ」を小学生からやってきて、アウトドアとエンタメが呼吸レベルで出来ます。19歳で地元の友人ノリで誘って原付で真冬に47都道府県野宿自炊で走破したくらいには、無理させても満足と結果を出させるを何百人やってきた(普通だと思ふ。)
アウトドア企画が苦手な主催者の子は、目利きも甘く、イベントも実は不器用パターンで苦労してた。参加者の女の子が登山で体調不良になって救急車呼んじゃう、ツアー順番を間違え1時間無駄足になるとか、ロータリで車2台擦って警察呼んじゃう、エアビオーナーに前払いしちゃって一人頭の交渉ミスって宿泊8600円に、BBQ火がつかない、前日ドライバー2人ドタキャンとか。主催者からしたら辞めたくなるほどツラい瞬間。ケツ持ちのぼくはクソワロタモードで片手間にアドバイスしてました。かわいそうですが良い修行だと笑っていました
病院に迎えに行く車のなかで、修行させたことあんまりなかったな
結論から言うと、得意じゃないくせに強がると余計痛い目にあい全体幸福も下がるので諦めてほしい。なにより本人が死ぬほど傷ついて鬱とか人間不信になるでしょうw 強がってるんだけど特にアウトドア・人の目利き系は、人間関係、生死や莫大な費用につながるので、向いてない人はヤバくなるし、メンタルもずっしりやられる。
今回主催の子は、お金を払って解決するよりも自分で頑張るという判断をしました。何度も局地がありましたが、不器用ながらも諦めず、他責にせず、文句も言わず、身銭を切って、真っ向勝負で参加者に謝罪したり弁解したり、自分の力でもがき、参加者を楽しませることに成功していました。その景色を見れたのは僕にもやり甲斐があって最高だった。
挑戦者のうち9割以上は途中で諦めて白旗を上げ、責任から逃れて文句を言う。「確かに自分が悪いし、できてないことだらけですが、◯◯さんにも悪いとこがありませんか?ここは僕の非だけではないです。」的なひとは軒並み無駄な議論をしては現れなくなりました。人間は機械ではないので誰にでも非はあるでしょう。ただアウトドア・人の目利き系はそういうことではない。人間トータルバランスが試され、自分は流石に余裕、体力メンタルはMAXが前提。人と人のあいだにあるゆらぎや空気感をコントロールする必要があって、向いてない人ができるには何年もかかると思っている。人をまとめる人が莫大に富を享受するのは当たり前だね。全員が死なない、つまらなくならない、暴走しないというリスクヘッジを担っているから。お金を払えば他責にできてサービスを受けれるのは非常に理にかなった仕組み。おれはそんなことほぼしたことないしセグメントされてるよね。
やっかいなのがプライドが高い人だったり、メタ認知が弱い人です
そんな自分が当てはまってると思いませんでした。という人で「そういう人いますよね~(決して自分だとは思ってない)」「自分の場合はちょっと違って(統計に該当しない特別な存在だと思っている)」パターンなので、アウトドアは得意だけど目利きが苦手な人が任せる相手として間違いやすい。プライドが高い人は周りの人もプライドが高いと考えているし、メタ認知が弱い人は周りの人がどうして自分にそのような態度を取ってくるのか等を理解するのがニガテ。「空気が読めて」も「メタ認知」ができない人がいるので判断が難しい。メタ認知が弱くてプライドが高いと被害妄想をしたり、自己確信が強すぎたり、早とちりをして、人間関係が排他的になります。そして自分は絶対に該当しないと断固たる全体があるので、反省するまでに何年も要します。少し失敗したり、トラブったりするくらいはケロッとしている。関係者の損失と、自分の未来のための他人の意見を考えない。そういう人がアウトドア企画・人の目利きをすると単純崩壊しまくる。周りも大きな失敗になるまで主催者・リーダーの戦犯に気付けない(本人がメチャクチャ余裕そう、冷静そう、全然できますよアピにしているから)。だなー。
ぼくの後輩は頑張りたくて弱音を吐かない人にする。
「素直」「向上心」ではないな。のこの頃。ぶつかりまくってくれないとつまらないし、後出しじゃんけんは「え、つまんな。」だし。できないけどできるようになりたい!と明確に意志宣言してもらって、であれば、死ぬほど傷ついても文句言うな。どんだけ苦しくても耐えろ。形にならずに不安でも5年位は耐えろ。1ヶ月とかで継続とか自分を労ったりするなと。それは最低ラインの欲しい人ルール。
今回、明確に失敗した主催者の子は、文句を言ったり議論を繰り返して、途中で何度も企画をポシャらせたり、逃げようとしていたが、最終的には参加者を満足させ、本人もやり切り、たくさんの反省と経験そしてメタ認知をして、次なるステージにいく。人の目利きまで出来るようにさせてあげたいな、したらすげえ再現性だな。チームが進化しそう。
なんやかんやで俺が前に出て、会場と交渉、裏で誤解をとく、リクルーティング、ヤバいときエネルギーや空気を彩ったりしてた。こっからはあえてなにもしないでひたすら詰めまくろーかな。んでそれはターゲットだと急激に成長し、結果も出るのだなと。警察がきたり、車が事故ったり、何人か泣いて叫んだり、怪我くらいは許容しよう。己のアベレージの小ささを知らないと本気になれない系の人を強くするぞ。リアルで実践は乱暴なプログラムだけど、セブ島の個人企画は9年で210人来て苦しんでる、結局そういうことなのかも。
ガチ文化祭も、たくさん失敗を見てきました。自分じゃやらなかった裁量を与えられて、実践でありえん失敗が大事だね。もともと得意な人にお任せはやめよう。しょーもない仲間に大量の失敗をさせて絶望から復活させよっと。
会社の仲間が 育成で 24時間マンタをこえる人材になるのを目指すぜ!